高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えて起こす重大事故が大きな話題となっている。先月の池袋で起きた事故について、テレビや新聞などで連日放送されていた。その後も、滋賀県大津では、保育園児の列に車が突っ込んで2人の死者を出す大事故があった。ちょっとした不注意が何人もの人を不幸に陥れる。私も後数年で古希を迎える。人ごとではない。そこで、加害者にならないためにどんなことをすればよいか、自分なりに調べ、考えてみた。
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日産リーフで非常停止する方法
暴走を始めた車を緊急に停止させることはできなかったのかという疑問がわいた。
取扱説明書を調べる
取扱説明書に非常停止する方法が書いてあった。
次のいずれかの操作を行う
パワースイッチを素早く3回押す。
パワースイッチを2秒以上押し続ける。
非常停止を行うとき
非常停止後は、ブレーキの効きが悪くなり、ハンドルも重くなるため、車両のコントロールが難しくなります。
(日産リーフ取扱説明書より引用)
もし万一暴走が始まったらどうすればいいんだろうか。
プリウスの非常停止する方法
というわけで、ネットでプリウスの取扱説明書を検索。
1.ブレーキペダルを両足でしっかり踏み続ける
2.シフトポジションをNにする
>> シフトポジションがNになった場合
3.減速後、車を安全な道路脇に停める
4.ハイブリッドシステムを停止する
>> シフトポジションがNにならない場合
3.ブレーキペダルを両足で踏み続け、可能な限り減速させる
4.パワースイッチを2秒以上押し続けるか、素早く3回以上連続で押してハイブリッドシステムを停止する(プリウスの取扱説明書より引用)
もしブレーキペダルとアクセルペダルを間違えて、アクセルペダルを踏み込んでいるなら、両足でブレーキを踏もうとすることで、踏み間違いに気づくはずだ。両足でアクセルペダルを踏むことはできないから。
非常時には
ブレーキがきかないと思ったら、まず両足でブレーキを踏みながら、Nレンジに入れる。踏み間違いなら、これで停まるはず。車両側の不具合が原因の場合は、最後の手段として、両足でブレーキを踏みながら、非常停止。これだけ頭に入れておこう。
新型リーフは、装備がそろっている
新型リーフでは、e-pedal走行、いわゆるワンペダル走行ができる。アクセルを緩めるだけで、制動が効き、ブレーキペダルを踏むことなく停車することができる。かなりの確率で踏み間違いを防止できそうだ。また踏み間違い衝突防止アシストがついているので、万一踏み間違えて衝突しても、衝突の衝撃をやわらげることができる。
新型リーフがちょっぴりうらやましい。
しかしそんな装置がついてなくても、事故を防止することはできるはず。できるだけのことはやって、加害者にならないよう気をつけるつもり。