ババ様が東京の娘のところへ行き、そのあと浜松へ里帰りをすることになった。フランジーは仕事で留守番。21日の春分の日、大分空港まで送っていくことに。往復約240㎞、車嫌いのフーちゃんは耐えることができたのか。
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ババ様を空港まで
飛行機は9時少し前に出発の予定だ。6時15分に家を出る。ババ様と一緒に車に乗るときは遠出することが多いせいで、フーちゃんは警戒モード。それでも車に慣れてきたせいか、高速に乗ってしばらくは何ともなかったけれども、30分ほど走ったところで、「カッカッ」と少し息づかいが荒くなった。以前は車に乗った途端、全身をわなわな震わせ、よだれたらたら垂れ流しだったので、それに比べれば大分ましだ。
別府湾サービスエリアで車を充電した後、大分空港道路を北上。空港に近くなったころには、息づかいも収まりシートに寝っ転がっている。
フーちゃんが車でリラックス
ババ様を空港で降ろし、いざ帰途へ。途中大分市のペットショップに寄って、おやつとおもちゃを購入する予定だ。行きと違って帰りは時間に制約がないので、ゆっくりと帰る。ペットショップに着くまでは、後部座席で立ったまま外を見ているフーちゃん。
ペットショップを出て、高速を使わずに一般道路を走ることにした。しばらく走っていると、後部座席が静かになってきた。後ろの様子をチラチラうかがったけれども、よく見えない。路肩の広い場所で車を停めて見ると、なんとフーちゃんが車の中でリラックスしている!
家に到着するまでの1時間ずっと後部座席で寝っ転がっていた。
フーちゃんを預ける
仕事の間の留守番が心配で
ババ様は26日に帰ってくる予定だ。その間どうするか迷っていたけれども、いつもお世話になっているトリマーさんに、22日から4日間預かってもらうことにした。家は1階が教室、2階が住居になっていて、いつもは仕事中2時間半、2階で留守番をさせているのだけれど、ババ様がいないと6時間以上留守番をさせることになる。なにか突発的なアクシデントがあっても、生徒たちをほったらかしにするわけにはいかない。今までも何回か預かってもらって、ドッグランで遊ばせたりしてくれるトリマーさんに預けることにした。
26日の朝、フーちゃんを受け取りに
何度か預かってもらって、フーちゃんも慣れているはずなのだけれど、やっぱり家とは違って緊張するのだろう。軽い散歩の後は、ずっと横になっている。この状態で空港までババ様を迎えに連れて行くのはかわいそうな気がしたけれども、仕方がない。
名古屋中部国際空港からの最終便は大分空港に午後8時到着なのだけれど、自宅のある街までバスに乗って帰ろうとすると、2時間以上空港で待たなければならないのだ。大分までのバスはたくさん出ている。その先からのバスが2時間以上全くないのだ。わずか数人の乗客のために、バスを走らせろとは言わない。発車時刻を調整してもらいたい。8時ちょっと前に出るバスがある。そのバスの発車時刻を少しずらせてもらえたらなあと思う。
空港までババ様を迎えに
途中車の充電をしなければならないので、早めに家を出発。フーちゃんは車嫌いを本当に克服できたのか。
降ろせ、降ろせ攻撃
やはり今回は生活が元に戻っていなくて、体調も万全でないからと危惧していたら、その通りになった。高速に乗ったころから、「はあ、はあ」と息づかいが荒く、全身が震えているようだ。後部座席なので、運転中チラチラとしか見ることができないけれども、調子が悪そうだ。30分ほど走ったところで、久しぶりに「降ろせ、降ろせ攻撃」が始まった。後部座席でウロチョロ動き回り、「キューン、キューン」と嘆願するような声で鳴く。
仕方なく、途中のパーキングエリアで休憩。車を降りた途端、元気に歩き回るフーちゃん。このあと降ろせ、降ろせ攻撃は収まったけれども、一向に寝転がる気配はない。後部座席に立ったまま外を眺めている。
時間が有り余っているので、別府湾サービスエリアで充電中に散歩。まだまだ時間があるので、空港道路のパーキングエリアでも休憩。ここで散歩をさせていると、ババ様からメールが届いていた。飛行機が30分遅れるだとおおお。どうすんだよ。
空港到着
コンビニでも時間をつぶしたけれども、空港に午後7時半に到着。まだ1時間もある。空港の周りを15分ほど散歩させて、車に戻ってくる。5分ほどすると、キューン、キューンが始まる。これを3回ほど繰り返してやっとババ様が到着。
そんなババ様を無視して、スタスタ歩いて車に向かうフーちゃんだった。
車嫌いの克服は幻想だったのか
今回は、少し疲れているところ無理やり車で連れて行ったので、車嫌いの克服は幻想に終わったけれども、また次の機会に体調を整えて挑戦させたいと考えている。