もう3ヶ月以上サイトを更新していない。ブログをやめたわけではない。
ババ様の病気で、寝る暇もない。ブログ更新どころではない。とはいっても、更新しないままだと、忘れられてしまうので、なんとか時間を見つけて書くことにした。軽い調子でかいてあるけれども、実際は死ぬほどしんどい。
コンテンツ
座骨神経痛を再発
5月下旬、ババ様が座骨神経痛を再発。寝ていても「痛い、痛い」。起き上がるのもやっと。左の腰からつま先まで痛みがある。足首をマッサージしていると、フーちゃんが心配そうにやって来る。
2年前の夏、フェリーを使って大阪まで行き、大阪から浜松まで車で往復した際、一回座骨神経痛を発症している。病院にかかってもなかなか治らなくて、痛みがなくなるまで2ヶ月ほどかかった。
鍼灸院で治療
ネットで調べて、ある鍼灸院で受診。痛みも和らいで、ババ様の顔も明るくなった。しばらく通えばよくなるかも。そう思っていたのだけれど。
とはいっても、こちらの言うことなんて聞かないのがババ様。
案の定、翌朝になると
漢方薬を買いに薬局へ
タブレットで調べていたババ様が、顔を上げて言った。
えーっ、何て言えばいいのだろう。フランジーはこういうことは大の苦手だけれど、ババ様が怒り出す前に買いに行かなければならない。とりあえず、フーちゃんを車に乗せて、ババ様に指示された薬局へと向かう。
その薬局は、フランジーの子供のころからある古めかしい店構えの薬局だ。昔は町の中心部だった。50年前、高校生のころは、映画館、パチンコ屋、喫茶店などが軒を連ね、にぎやかだったなあと感慨にふけりながら店へと入る。
40歳前後の女性が店にいた。ババ様の症状を一通り話し、漢方薬を買い求めたいと言うと、その薬剤師さんも、座骨神経痛を患っていて、いい漢方薬があるという。
ということで、薬の予約をして、ついでに痛み止めの薬を購入した。
おほめの言葉に気を良くして家路に。
それもそうだ。あっそうですめばいい方だ。
光景が目に浮かぶ。やっぱりやめとこう。
薬局で買った痛み止めが劇的に効いた、でも…
薬局で処方してもらった痛み止めが劇的に聞いた。1人で起き上がれなかったババ様が、腰をかばいながらではあるけれども、歩いている。
ババ様が久しぶりの笑顔で話す。ところが、ところがである。
リビングでまどろんでいると、痛ーい、痛いと大きな声が。えーっ、トイレに行った際に、また腰を痛めたのだ。仕方がないので病院に行くことに。
動脈瘤が発見される
病院で、座骨神経痛と診断され、翌週MRI検査を受けることになった。痛みは、貼り薬と飲み薬でしのぐしかない。この間、フランジーは仕事とババ様の足のマッサージそれに食事の世話。おまけにフーちゃんの散歩や食事の世話まで1人でこなさなければならなくなった。疲れ切って、空いた時間は爆睡。肩や後頭部にはしびれが。このしびれは肩こりが原因だと分かっているので心配はない。
翌週検査の結果、腰に動脈瘤があるとのこと。まだ大きくはないので様子見と言うことだった。もう少し大きくなったら、手術を考えなくてはならない。念のため心電図もとってもらったけれども、こちらは異常なし。しばらくは、食事や生活習慣に気をつけて暮らしていくしかない。
狭心症の発作
検査をして、数日後、最初の発作が起こった。胸が痛いとババ様が言う。フランジーはオロオロするばかりで、背中をさすって胸の痛みをやわらげるしかなかった。
近くの内科医院へ
これが最初の狭心症の発作だったのだけれども、そんなことはフランジーたちには分からなかった。10分ほどで痛みはなくなるので、様子見をしていた。しかしこの胸の痛みはその後何度か起こるようになった。狭心症と診断された後で、調べてみると典型的な狭心症の発作だった。発作が起こった時点で医者をしている弟に相談するなり、救急車を呼ぶなりしておけばよかったのだけれども、心配させては悪い、救急車を呼んでなんともなかったら申し訳ないという気持ちもあり躊躇していた。しかし発作は何度も起こる。4回目の発作が収まった後、医者に行くことにした。近くの内科医院に行くことに。ババ様は、シャワーを浴びている際にまたもや発作が。発作が治まってすぐに病院に送っていく。フランジーとフーちゃんは家で待っていることに。
しばらくして、ババ様から電話。心電図に異常があり、これから救急車で総合病院に行くという。座骨神経痛を診てもらっている同じ病院だ。
フランジーは、フーちゃんをとりあえずトリマーさんに預かってもらって病院に向かう。
カテーテル手術
病院に到着すると、主治医の先生から説明を受ける。心電図を見せられ、狭心症または心筋梗塞の可能性が濃厚だという。これからカテーテルという細いチューブのようなものを使って、心臓の検査をするという。おそらく血管が細くなっているだろうから、細くなっていたらついでに手術をするという。細くなった血管を膨らませて、ステントという細い管を入れるという。
手術の同意書にサインをして、主治医の先生によろしくとお願いする。
検査、手術が終わるまで待合室で待つ。その間に入院の手続きをすませる。検査の結果やはり血管の狭窄があり、ステントを入れる手術をしたという。幸い、心臓の壊死はなく、狭心症だった。2泊3日の入院で無事退院できた。
反省
発作が起こった時点で、弟に相談するか、救急車を呼ぶべきだった。幸い狭心症だったからよかったものの、心筋梗塞だと命に関わることもある。弟は大学で救急医療体制を担当していることもあり、話をすると
狭心症や心筋梗塞は発作が起こってすぐに検査しないと心電図に異常が現れないそうだ。
救急車を呼ぶのに遠慮はいらない。特に高齢者の場合は、一刻を争う場合も多いから躊躇なく救急車を呼ぶべし。
現状
ババ様の病状も落ち着いてきて、家事もできるようになってきた。腰の痛みも、狭心症の衝撃のためにかすんでしまって、小康状態を保っている。このまま何事もなく推移して欲しい。