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フェリーを使って浜松へ行って来た(2) フェリーの旅

さんふらわあ あいぼりの写真
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乗船

5時10分過ぎ、別府国際観光港に到着し係員の誘導に従い駐車場に車を停める。もうすでに10台ほど車が停まっていた。初めて利用するので、勝手が分からない。

フランジー
フランジー
船に乗るまでずっとここで待っとくのかなあ。乗船手続きとかどうするんだろう。
ババ様
ババ様
ホームページに何か書いてあった?
フランジー
フランジー
いいや。特に何も。
ババ様
ババ様
とりあえず、あの建物のほうへ行ってみようよ。時間もあるし。

ということで、乗り場の建物へと行くことにした。途中で、これから乗り込むフェリーボートが留まっていたので、記念撮影。
まずフランジーがトイレへ。建物の中は、切符売り場、売店、待合室があり、昭和チックでレトロ感にあふれている。全国どこでも同じような店が入っている駅ビルなんかよりよほど風情がある。

フランジー
フランジー
昔の駅はこんな感じだったなあ。

と懐かしむフランジーだったが…

ババ様
ババ様
どこにでも売ってるようなお土産しかなかった。もっと早く出て、デパートで買っとけばよかった。

と、ババ様には不評。
ババ様が、お土産を買っている間、フーちゃんと外で待っていた。駐車場から建物へ続々と人が入っていく。手には何か書類を持っている。そのとき気づいた。駐車した後、ここで乗船手続きをするのだと。間の抜けた話だ。大急ぎで、車検証をもって窓口へ。
フェリーに乗り慣れた人には、当たり前のことかもしれないが、何十年ぶりかにフェリーを使う人間、ましてや長距離のフェリーに乗ったことのない人間には、どうしてよいか分からない。サイトか、駐車場のどこかに、手続きの方法を書いておいてほしいと思うフランジーであった。

駐車場に車を停めたら、すぐに窓口で乗船手続きをするべし

フェリーに乗って大阪へ

フーちゃんを預ける

そんなこんなで、係員の誘導にそって車を船内へ。フーちゃんをクレートに入れて、通路への入り口を入ると、左側にペットルームがある。

係員
係員
案内所で鍵をもらってきて下さいね。

ということで、階段を上ってすぐの案内所のカウンターで、乗船券を渡し、番号を書いてもらう。

乗船券の写真乗船券

9番がフーちゃんの入るケージの番号らしい。

案内所の係員
案内所の係員
これを係の人に見せて下さい。

鍵はと、尋ねようとしたけれども、見せればOKなのかもと思い、そのまま階段を降りた。

係員
係員
えっ、鍵をもらいませんでした?すみません、鍵をもらってきて下さい。

再び階段を上がり、案内所へ。

案内所の係員
案内所の係員
鍵はついてるはずなんですけど

といいながら、別の係員にペットルームへ一緒に行くように指示を出す。どうも案内所とペットルームの係との間で連絡がうまくいってなかったようだ。少しむっとしたが、そこはフランジーは大人である。乗船時は忙しくて、こういうこともあるさと理解を示す。確かに鍵はついていた。クレートからフーちゃんを出し、おむつをし、ケージの中へ。中型犬用のケージを予約していたので、フーちゃんには余裕の広さだ。
しかし入れた途端、「出して、出して攻撃」がすごい。ケージの扉をかきむしらんばかりの激しさだ。1歳を少しすぎた頃までは、ちょっとでも目を離すときはクレートやケージに閉じ込めていたけれども、2歳を越えた今では、留守番のときも部屋で自由にさせている。「出して、出して」は想定内。しばらく放置すると、諦めておとなしくなるのは分かっている。それでも「出して、出して」と騒いでいるフーちゃんを置いて、ペットルームを出て行くのは後ろ髪を引かれる思いだった。時々様子を見に来ることにして、客室へと向かう。

船旅を楽しむ

客室へ

8人相部屋の2段ベッド。奇数番号が上段で、偶数番号が下段だ。フランジーが上段で、ババ様が下段。昔若い頃によく乗った寝台列車を思い出す。ベッドは、当時の寝台列車よりもかなり広い。楽に寝返りがうてそうだ。

さんふらわあツーリストベッドの写真さんふらわあツーリストベッド。

レストランで夕食

荷物を置いて、レストランへ。バイキング方式で、うれしいことにシルバー料金が適用されて、2人で4,000円のところが3,300円に。バイキング方式なので、2人とも皿に料理を乗せるだけ乗せる。

フランジーの選んだ料理の写真フランジーの選んだ料理

写真の他に、おでん、デザート、かき氷まで食べる。食べ過ぎた。値段の割にはそこそこのおいしさだ。

デッキで夜景を満喫、フーちゃんの様子見

食事をしている間に、船は出航。食事を終えた頃には、辺りはすでに暗くなっていた。デッキには、夜景を見ようとする人が大勢いた。風がかなり強く吹いていて、肌に心地よい。別府の夜景なのか、大分の夜景なのか分からないけれど、とりあえずスマホで撮影。

フェリーから撮影した写真フェリーから撮影

フランジーは、1時間でも2時間でもずっと座って景色を見ていても飽きることはないのだけれど、ババ様はすぐに飽きたらしく、

ババ様
ババ様
フーちゃんの様子を見に行こう。

ということで、ペットルームへ。足音で分かるのか、寝っ転がっていたのが起き上がり、ドアを開ける前から、ケージの扉をガシガシひっかき始めた。水を飲ませようと扉を開けて外に出すと、興奮状態で手がつけられない。大好物のターキーのアキレスを与えても、見向きもしない。ずっと一緒にいられると勘違いしているのか、珍しく思い切り抱きついてくる。1時間おき位に、ペットルームへ来る予定にしていたが、

フランジー
フランジー
期待させるとかえってかわいそうだから、ペットルームに来るのはやめよう。
ババ様
ババ様
そうだね。外からそっと様子を見るだけにしよう。

それからペットルームの窓越しに様子を見るだけにした。忍び足で窓に近寄り、気づかれる前に、去って行く。到着するまでに、5,6回は様子を見に来ただろうか。私たちが心配性すぎるのか。多分そうだろう。「犬離れ」が必要かもしれない。

船内を探索

3階にはレストラン、売店、展望浴場などがあり、4階にはラウンジがある。ラウンジには、椅子とテーブルが幾セットも並べられており、景色を眺めながら飲食ができる。スマホをポチポチやっている人も多い。なかには、夏休みの宿題であろうか、ノートに鉛筆を走らせている小中学生の姿もあった。残念ながら、席が空いていなくて座ることはできなかった。疲れてもいるし翌日は朝早いこともあって、早めに床につくことにした。

注意点、気になった点

3階は、電波が弱くかろうじてアンテナ1本立つ程度で、時々つながらなくなるときもあった。客室内は完全に圏外(au,uqモバイル)で、電話が2度かかってきたけれども、通話ができなかった。snsに通知が来てこちらからかけ直した。一方、4階は、電波は良好で、常時アンテナ3本から4本立っていた。しかし前にも書いたように4階のラウンジは、10時過ぎまではいつ行っても満席で、フランジーはデッキに出て、スマホをいじっていた。
また、フランジーが神経質なせいもあるのだけれども、エンジンの振動がけっこう大きく、夜中に目が覚めた。これはどのフェリーに乗っても同じことなので、我慢して眠るように心がけるしかない。それでも明け方は熟睡していて、6時過ぎにババ様に起こされた。

大阪南港へ到着

そうこうしているうちに、大阪南港に定刻通り到着した。荷物を車に載せ、フーちゃんをお迎えに。元気な様子に一安心。車に乗って、さあ出発。

まとめ

今回のフェリーの旅の利点は、何といっても寝ている間に移動ができる点にある。ペットを連れての旅行は車を利用するのが便利だ。ぐっすり睡眠が取れて、翌朝すっきりした気持ちで運転できるフェリーは大助かりだ。疲れが半減だ。
次回はペットと一緒に泊まれる部屋を早めに予約しておくようにしたい。

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