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フェリーで浜松へ行ってきた(3) リーフで300㎞走った。

リーフ充電の写真
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大阪南港から浜松まで日産リーフ(30kw)で走る

大阪南港に到着して、通りの少ない道路に車を停め、カーナビをセットする。関西には全く土地勘がないから、カーナビ様の指示通りに運転することにした。

まず充電

大阪南港から浜松まで約300㎞、大阪で充電するとうまくいけば、あと1回充電すればすむ。南港の近くに日産のディーラーがいくつかあったけれども、まだ残りの電気に余裕があるので、途中のPAで充電することにした。

フランジー
フランジー
トイレに行きたい。コーヒー飲みたい。

ということで、最初のパーキングエリアで休憩することに。5,6分車を走らせたろうか、パーキングエリアの標識が、おまけにEVチャージの標識も。

フランジー
フランジー
ラッキー。トイレに行って、コーヒーを買って、フーちゃんを5分位遊ばせると80%位まで充電できる。

90%近くまで充電して15分だ。ちょうどいい。

朝潮橋パーキングエリアの写真朝潮橋パーキングエリア
朝潮橋PAの写真(2)朝潮橋パーキングエリア(2)

朝潮橋PAは、駐車場は狭いけれども建物はモダンできれい。お盆前の日曜日で朝早い時間ということもあって、駐車場はガラガラ。充電をセットして、建物の中へ。レストラン、売店などがある。トイレもきれい。レストランの朝食メニューはかなりお手頃の値段。フーちゃんがいるので利用できないけれども、レストランからの眺めはかなりよさそうだ。
トイレをすませ、館内を見て回り、缶コーヒーを飲んでから車に戻ってみると、充電があまり進んでいない。えっ、なんで?
実は、後で調べて分かったことなんだけれども、朝潮橋PAの充電器は20kwで、ふつうの急速充電器の半分の出力だった。しかし別に急ぐ旅でもなし、夕方までに浜松に着けばいい。焦ることもなく30分まるまる充電して、83%まで回復。

渋滞にはまる

しばらくは車の流れは快調だった。記憶が曖昧なのだけれども、京滋バイパスで15㎞の渋滞しているという表示が出てきた。なにせ慣れない土地である、今どこを走っていて、どこへ向かっているのかもよく分からない。渋滞を避けようとして、道に迷ったりしたら大変なので、このまま走ることにした。どこかの料金所を通過後しばらくして渋滞が始まった。2車線なのだけれど、右側車線にずらっと行列ができていて、左側車線を走る車はほとんどない。時折、左側車線をスピードを上げて走っていく車がある。ほんの数年前までだったら、フランジーも左側車線をどんどん走って行って、渋滞の先頭辺りで入れてもらっていただろう。そんな数年前の自分を棚に上げて、文句を言う。

フランジー
フランジー
あいつらずるいよなあ。あんな奴らがいるから渋滞がますますひどくなるんだ。

しかし、これはフランジーのひどい誤解だった。後で検索して知ったのだけれども、ファスナー合流というものがあるらしい。これについてはまた後で書くことにする。
かなりひどい渋滞で、抜けるのに2時間近くかかった。しかしこの渋滞のおかげで、リーフの懸念材料を1つ払拭できた。一応検索して調べて大丈夫だと思っていたのだけれど、なかには渋滞時にはどんどん電気が消費されていって、電欠の恐れがあると書いてあるものもあって(Yahoo 知恵袋)、一抹の不安を抱えていた。
暖房時はどうだか分からないが、今回冷房をかけっぱなしにしていても、電気がどんどん消費されることはなかった。ガソリン車だと、渋滞時ガソリンはじりじりと減っていくが、EV車はほとんど影響を受けなかった。リーフはガソリン車よりも渋滞に強いと分かった。

リーフを検討中の方へ

渋滞時に電気がどんどん減っていくようなことはありません。電力消費はほとんど走った分だけ、渋滞にはまっても大丈夫ですよ

土山サービスエリアで充電、昼食

渋滞の原因は、事故だったようで瀬田東JCTの手前のトンネルの中の、一方の車線に2台車が停車していた。1台の車は、ボンネットを開けておじさんがのんびりと点検している様子。たいした事故でもなさそうだった。そこを過ぎると、今までの渋滞が嘘のように、気持ちよく車が流れ出した。この現場にたどり着くまで、合流箇所が2カ所もあった。そりゃあ渋滞するわ。
渋滞を抜けて、草津サービスエリアで充電をしようと考えていたが、SAの入り口辺りで、車の大行列。土山SAまでは35㎞程度。リーフが示す可能な航行距離は90㎞くらいある。大丈夫だろうということで、草津SAをパスして土山SAを目指す。
フランジーには、もう一つ困ったことがある。それはトイレが近いことだ。土山SAに向かう途中、案の定トイレに行きたくなってきた。仕方なく甲南パーキングエリアで休憩することに。

ババ様
ババ様
まったく。あと10分位我慢できないのかねえ。

ババ様の文句を聞き流しながら、トイレへ急行するフランジーであった。
フーちゃんを散歩させたり、休憩を取ったりで20分ほど費やす。

ババ様
ババ様
土山までトイレを我慢できれば、時間を節約できるのに。

ババ様の不平を聞き流し、いざ土山SAへと向かう。10分ほど車を走らせて、土山SAへ到着。途中雨が降り出したけれども、到着したときには止んでいた。充電待ちもなく一安心。充電が終わるまで、フーちゃんを散歩させる。
土山サービスエリアは上下集約型で、下の写真の右側が上り線、左側が下り線になっている。

土山サービスエリアの写真土山サービスエリアで散歩

20分ほどして車に戻ってみたら、充電があまり進んでいない。到着したとき、電池の温度は8セグだったのが10セグまで上昇している。11~12セグになるとレッドゾーンに突入だ。おそらく出力制限されているのだろう。なんとか85%位まで回復させて、車を一般の駐車場に停め直す。ババ様に、テイクアウトの弁当を買ってきてもらい、車内で食べることに。サービスエリア内には、レストランやフードコートなどもあり、犬を連れていなければゆっくり食べることもできる。
天むすを食べて、やっと出発。もう1時を回っている。予定では、浜名湖サービスエリア近くまで進んでいるはず。がんばって走るぞ!

再び渋滞、しかしたいしたことはなかった

新名神から亀山JCTを経て、鈴鹿、四日市方面への道路はいつも渋滞していることは検索して知っていた。しかし低速ながらもずっと車は流れていて、停まったまま動かないということはなかった。おかげで時間にして10分位で渋滞を抜けることができた。このとき、目についたのが

車線を変更せずに先頭付近まで進んで下さい

という立て看だった。先頭付近まで進んで、1台ずつ本線に入れてもらう。車が止まることなしに低速ながら流れていたのは、この立て看のおかげだと分かった。帰宅してから検索してみると、ファスナー合流(ジッパー合流)というらしい。年に1度渋滞に遭遇するかどうかの田舎者にとって、こんな走法は聞いたこともなかった。朝方の渋滞も、みんながこの合流法を知っていればもっと短時間で抜けられた可能性が大きい。もっとテレビなどで広報するべきだ

後は順調

小渋滞を抜けると、時折激しい雷雨に遭遇したものの順調に運転できた。伊勢湾岸道路から東名に入り、1時間近く走ったところでトイレ休憩。

美合パーキングエリアの写真美合パーキングエリアにて

美合パーキングエリアを出発して、1時間足らずで浜名湖サービスエリアに到着。3時ちょっと過ぎだった。大丈夫だろうとは思ったけれども、念のため10分ほど充電。走っている間に電池の温度は9セグまで下がっていた。その間にまたしてもトイレ。

浜名湖サービスエリアの写真浜名湖サービスエリアにて

浜松西インター出口で、ババ様の姉と待ち合わせ。姉の車の後をついて行って、やっと姉宅に到着。4時頃だった。

まとめ

まとめ

反省
フェリーに乗る前に、90%位まで充電しておくべきだった。電池の温度上昇も抑えられるし、時間の節約にもなる。トイレを我慢できるように、ジュース類の摂取を抑えるべし。トイレ休憩だけで1時間は節約できる。
分かったこと
リーフは渋滞に強い。渋滞で電欠を心配する必要はない。
渋滞時には、ファスナー合流が有効。

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