台風10号対策をしている際に、脚立から落ちて軽傷を負ったことは別記事に書いた。軽傷で済んだので、台風が近づいてきた日曜日の午後、窓ガラスが割れたときの飛散対策として、塾の入口のガラス戸に段ボールを貼り付けることになった。
何度も書くけれども、フランジーは不器用だ。本当に何でこんなことができないのかというくらい呆れるほどの不器用だ。そんなフランジーに、ババ様の容赦ないお言葉が。
ババ様
さあ、これをカッターで切って、テープでガラスに貼り付けるのよ。そのくらいできるでしょ。
段ボールの4隅をカッターで切り、ガラス戸に合わせてみる。少し大きい。カッターで端っこを切って、サイズを合わせることに。ところがフランジーが目分量でやると、切りすぎてしまい、今度は段ボールのサイズが小さすぎる。おまけに一直線に切れないものだから、切ったところはジグザク。段ボールが当たらない箇所は、テープを貼ってごまかす。
次は、段ボールを切るのをやめて、大きいまま強引にテープで貼り付けていくことにした。テープを貼っても、すぐに剥がれてくるものだから、テープの上にまたテープを貼るというていたらく。
ババ様
もう私がやるから、フーちゃんを見てて。
フーちゃんは、「ちょっと待っててね」と言うと、少し離れたところから、布施をして待っている。本当に賢くなった。
フーちゃん
ジジ、またドジを踏んだの?
フランジー
うるさい。
ババ様は、ガラス戸に合わせて、段ボールをカッターですいすいと切っていく。
ババ様
落ちないように持っててよ。
あれよあれよという間に、できあがり。
速いしきれいだ。最初からババ様がやった方がよかった。
ババ様
こんなこともできないの。普通の家では、こんなことお父さんが1人でちゃっちゃっとやっちゃうのに。
フーちゃん
ジジは本当にダメだね。
フランジー
ショボーン
またまた株を下げたフランジーだった。